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健康を害さないパンの食べ方

皆さんはパン、お好きですか?

手軽に食べられ、簡単にお腹も満たせるので忙しい時間帯の朝にはちょうど良い食材ですよね。

朝はコーヒーとパンで軽く朝食を済ませたいと思われている方も多いです。

健康面を考えるとごはんに比べて脂質を多くとりすぎてしまう傾向にあって

食べ方に注意が必要な食べ物でもあるので、

今回は健康を害さないパンのお勧めの食べ方を3つお伝えします🍀

菓子パンを食事代わりにしない。

長年栄養カウンセリングをしていて思うことが、菓子パンを食事代わりによく食べている人に

生活習慣病(糖尿病や脂質異常症)にかかっている人がとても多いこと。

菓子パンは脂質や糖質が食パンなどのシンプルなパンに比べて多いものが多く、

また、他のおかずがなくても満足できてしまうので、菓子パンだけを食事代わりに

食べてしまうのは、脂質と糖質の過剰摂取に繋がってしまいます。

パンの栄養成分値(100gあたり)

 エネルギー(Kcal)脂質(g)
食パン2484.1
あんぱん2533.6
チョココロネ32115.3
メロンパン34910.5
デニッシュパン38226.3
ごはん1560.3

菓子パンとコーヒーなどの組み合わせは手軽てとても美味しい組み合わせですが、

て間食としてたまに楽しむ程度にすると体への負担が少なくなります。

パンだけで食事を済ませない

パンだけでお腹を満たそうとすると、たんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維が不足して、

糖質と脂質に栄養が偏りがちです。

コンビニでパンを買う時なども、スープやサラダを一緒に選ぶようにしたり、

茹で卵や枝豆をプラスで摂るようにしたりして栄養バランスが崩れないようにしましょう。

リッチよりもリーンなパンを選ぶ

パンには「リーン」と「リッチ」の2種類があることをご存じですか?

リーンは「簡素な、脂肪のない」という意味で、粉・イースト・塩・水などの基本的な食材で

生地を作る油分の少ないパンのことを指します。

一方で「リッチ」は粉・イースト・塩・水以外に砂糖や卵、牛乳、バターなどの乳製品をいれて

生地を作るパンです。

ヨーロッパの国々では主食としてリーンのパンを毎日食べていますが、

日本ではリッチなパンが人気です。毎日食べるパンとしてはなるべく

砂糖や油分が少ない脂質が少ないさっぱりとしたリーンなパンがお勧めです。

リーンなパン・・・フランスパン・ライ麦パン・ナン・ベーグルなど

リッチなパン・・・菓子パン・クロワッサン・高級食パンなど

*食パンは様々な種類が出ているのでリーンとリッチの分別ができませんが、

固めで甘みが少な目の食パンはリーンよりの食パンになります。

菓子パンはおやつとして、たまの楽しみに、なるべくリーンなパンを選ぶようにして

ほかの料理と一緒に食べるようにするとよいですね🍀

【参考文献】

文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

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