妊娠に関係がある栄養素としてビタミンDが注目されています。
厚生労働省が日本人の健康維持、増進を目的として栄養素の基準を定めている「日本人の食事摂取基準2020」では、1日の推奨量として8.5㎍としていますが、1年に1度行われている国民健康栄養調査では、30~39歳女性の平均摂取量は4.9㎍となっており、不足している人が多い傾向にあることが示されています。私が提携させていただいているおおたかの森アートクリニックではビタミンDの血中濃度を調べることが多いようですが、院長の香川先生からも血液中のビタミンDの濃度の検査をしても低い人が多いとうかがっています。
ビタミンDは魚に多く含まれているビタミンで、肉にはほとんど含まれていないので食生活を振り返った時あまり魚を食べていないと思われる方はビタミンDの摂取不足になっているかもしれません。
魚全般に多く含まれているビタミンDですが、特に多いのが、いわし、いわしの稚魚、しゃけ、さば、さんまなどです。そして、今日のブログでお勧めしたいのがいわしの稚魚であるしらすです。
しらすは大さじ2杯で1.4㎍ものビタミンDが含まれているんです。
ごはんにかけるもよし、サラダや和え物に加えるもよし、しらす自体にうまみと塩味がしっかりと含まれているので、調味料代わりにも使えます。
私はスーパーに行くと必ずしらすを買って帰り、常に我が家にはしらすのストックがあります。子どもたちにはしらすを入れたおにぎりをよく作りますが、私はサラダ菜にしらすと酢と少量のオリーブ油をかけたサラダが好きです。ぜひぜひ、手軽なビタミンDの補給にしらすを摂り入れてみてください♪