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睡眠の質が悪いのはカフェインが原因かも!?

毎日何気なく口にしている飲み物・・・

皆さんは毎日何をどのくらい飲んでいますか?

水、コーヒー類、お茶類、ジュース類‥等いろいろな種類がありますね。

ジュース類は砂糖が多く含まれているので飲み過ぎないように

気を付けている方も多いと思いますが、

もうひとつ飲み物と摂る際に気を付けてほしいのがカフェインです。

カフェインは眠気を覚まし、集中力を高めることが様々な実験で明らかに

されておりますが、デメリットを知っておくことも大切です。

カフェインのデメリット

最近、エナジードリンクからカフェインを多く摂取したことが原因で

男性が亡くなり、カフェインのデメリットである

不眠や不安、手足の震え、動悸、胸やけなどの副作用が

注目されるようになってきています。

カフェインの過剰摂取について〈農林水産省〉

亡くなられた方がいることは珍しいことですが、カフェインの摂り過ぎにより

不眠や精神的な不安定に結びつくことは多く、

カフェインが影響していることがわからないままに悩みを抱えている方が

多くいらっしゃることを、栄養カウンセリングの話を聞く中で感じています。

睡眠の質が悪いのは、実はカフェインの摂りすぎかも!?

国民健康・栄養調査( 日本人の健康や栄養の大規模調査 )においても

睡眠で十分に休養がとれていないと感じている人が20.2%となっており、

日々の睡眠に何かしらの悩みを抱えている人が多いことがわかります。

不眠の原因は多岐にわたり、カフェインだけの影響ではありませんが、

日々ご自身がカフェインをどの位摂取しているのかを把握しておくことは大切です。

ヨーロッパ食品安全機構によると健康な大人の場合一度に摂取するカフェインの

量が200ミリグラムまでなら問題がないとしています。

そして睡眠前に100ミリグラムを超えるカフェインを摂取すると不眠の症状が

あらわれる可能性があることも指摘しています。

人種により体質が異なり、また日本人の基準は設けられていないので

一概には言えませんが、200㎎をひとつの目安にするとよいかもしれません。

飲み物に含まれるカフェインの量を把握しよう

体質によりカフェインの感受性も異なるので人それぞれに適量がありますが、

睡眠や精神不安に悩みを抱えている方は、毎日ご自身がどのくらいの

カフェインを摂取しているのかを一度確認してみましょう。

〈飲み物100mlに含まれるカフェイン量〉

コーヒー 60mg

紅茶 30mg

煎茶 30mg

ウーロン茶 20mg

ほうじ茶 20mg

番茶 10mg

量や時間帯を調整しながら、健康を害さない程度に

楽しめる量を自分で把握できるようになれるとよいですね。

【参考文献】

厚生労働省  食品に含まれるカフェインの過剰摂取について

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