前回のブログに妊活にビタミンDが大切なこと、ビタミンDが多く含まれている
魚やきのこを意識して食べることを書きましたが、
実はビタミンDは太陽の光を浴びることでも体内で合成される栄養素です。
どのくらい日光を浴びていたらいいの?
1日に必要とされるビタミンD(5.5㎍)を体内で合成する場合、
どのくらいの時間太陽光に浴びるとよいのかを場所、季節や時間を考慮して
求めた研究があります。国立環境研究所HPより
12月の晴天の12時では、
沖縄県那覇市で7.5分
茨城県つくば市で22.4分
北海道札幌市で76.4分
7月の晴天日の12時には、
沖縄県那覇市で2.9分
茨城県つくば市で3.5分
北海道札幌市で4.5分
*両手・顔を太陽光に露出したと仮定した場合
沖縄のような太陽からの紫外線が強い場所では、少しの時間日光浴するだけで
体内でのビタミンDの合成が行われますが、北海道のような高緯度に位置する
場所だと紫外線からのビタミンD合成するためには長時間の日光浴が
必要になります。(美肌対策として日焼け止めを塗っている場合にも、皮膚から
のビタミンDの合成は塗らないときに比べ5%に落ちてしまいます)
冬場は紫外線量が少なくなる時期なので、
意識してビタミンDの多い食品を摂るようにして不足しないようにしましょう。