妊活のためのダイエット

体重が多すぎても少なくても、ホルモンバランスを崩す原因となります。

体重は妊娠のしやすさを表す1つの指標となるので

ご自身の体重が今適正かどうかを把握してみましょう。

現在の体重が適正なのかを示す指数として

肥満度をあらわす体格指数(BMI値)があり、

体重(kg)を身長(m)の二乗で割ることで算出できます。

BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)

例:体重50キロ 身長157㎝の場合

50÷1.57÷1.57=20.3

日本肥満学会の基準は以下の通りです。

低体重(痩せ型)     18.5未満
普通体重 18.5以上、25未満
肥満(1度) 25以上、30未満
肥満(2度) 30以上、35未満
肥満(3度) 35以上、40未満
肥満(4度) 40以上

そして、ハーバード大学のNursesHealthStudyⅡによると

妊娠に的確なBMIゾーンは20~24で

統計的には排卵障害による不妊のリスクが低くなる範囲になります。

BMI値は、体重だけの指標なので、筋肉・骨・脂肪・水分のバランスまでを

見ることは出来ず、一概にBMIの数値だけで人の健康状態を図るのは

無理があるのですが、一つの目安として信頼できる指標です。

アメリカのスタンフォード大学病院で不妊症の肥満1度のBMIが25以上の方を

対象にした調査では、体重を10%の減量された方のほうが、されなかった方に

比べて、妊娠率も出産率も高くなったことがわかりました。

10%ということは体重が60キロの方は54キロまで減らすことで

妊娠率が高まるということになります。

体重1キロを落とすのには約7200キロカロリーのエネルギーの節制が必要に

なりますが(詳しくはスモールステップダイエットの記事で)

1日に約240キロカロリーのエネルギーを食事と運動で減らすことで

ゆるゆると体重が落ちてきます。

肥満は妊娠しづらくなるだけでなく、妊娠後の糖尿病や高血圧症などの

妊娠合併症や帝王切開になる確率が高くなると言われています。

体重を落とすことで、妊娠率も高まるだけでなく、将来の生活習慣病予防にも

繋がってくることなので、年齢的に妊娠を急いでいる方も治療と並行して

体重を少しずつ減らしていけるように、あまり負担なくできる食事の改善と

活動量をあげる工夫に取り組んでいきましょう。

栄養カウンセリングでは、その方のライフスタイルをじっくりうかがいながら

無理なくできる方法を一緒に探していきます。ご興味のある方は

ぜひご連絡ください。

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