食事の話を伺っていると
「果物は果糖が多くて太るから食べないようにしている」という言葉を
よく耳にしますが、これは大きな誤解です💦
果糖だけに焦点を当てると過剰摂取は体重増加の原因となるので、
ジュース類に含まれている果糖ぶどう液糖などは控えたほうが良いのですが、
果物は8割~9割が水分で、果糖やブドウ糖以外に腸内環境を整える食物繊維、
塩分の排泄を促したりむくみを予防するカリウム、
抗酸化作用のあるビタミンCやフィトケミカルなど様々な栄養素を
含んでいるため適量をとることで不足しがちな栄養素を補うことができます。
実際に果物はかなり摂取が不足状態です・・
国民健康栄養調査から果物は1日の平均摂取量を見てみてみると・・
30歳代、40歳代共に約55gとなっており、
約150gもの量が全体として不足してます。
1日どの位の量とるとよいの?
厚生労働省、農林水産省が作成した食事バランスでは
健康維持のために1日に野菜350g、果物200gの摂取を勧めています。
また、欧米での疫学調査でも野菜と果物を1日400g程度食べている人の
死亡率が一番低くなっています。
200gの果物はりんごであれば1個、みかんであれば2個くらいです。
手のひらの目安だと片手に乗るくらいの量になります。
甘いものが食べたいな・・・
何か食べて気持ちをリフレッシュしたいな・・・
という時、お菓子を食べてしまいがちですが、
そんな時にはぜひぜひ果物を食べるようになさってみてください♪