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貧血予防・改善のおすすめ食材

めまいや立ち眩みがあると貧血かな?と思いますよね。

月経のある20~40代の女性の約21%が貧血(鉄欠乏性貧血)、

かくれ貧血(ヘモグロビンの値は正常であるが、体内の貯蔵鉄を反映するフェリチン値が低下)

を含めると65%にもなり、月経のある女性にとって貧血はとても多い病気の1つです。

めまいや立ち眩みだけでなく、倦怠感や頭痛、気力の低下、肌荒れ、詰めの変形、むくみなどの

貧血とはすぐに思いつかないような症状も実は貧血が関係していることがあるので、

毎日を元気に過ごすためにも貧血は改善しておきたいところですよね。

多くの方が鉄の摂取不足!

30歳代~49歳代で月経のある方の鉄の推奨量は1日に10.5mgですが、

平均的には7.3㎎ほどしか摂取できておらず、不足している方が多くいらっしゃいます。

また、女性は妊娠すると鉄の需要が増え、特に中期になると1日に16mgもの鉄が必要になるので

今から鉄が不足しないように意識していくことは妊娠中を母子ともに健康に過ごすためにも大切です。

鉄と言えばレバーが有名ですが・・・

鉄と言えば、レバーに多いことが有名ですが、レバーには過剰に摂るとおなかの赤ちゃんに影響が

出てしまう可能性のあるビタミンAが多量に含まれているので、継続的な摂取はお勧めできません。

赤身の肉や魚にも多く含まれていますが、日本人は7割を野菜や穀物などの植物性の食品から

摂取しており、植物性の食材からの鉄の吸収をよくしていくことが鉄を効率よくとることは

貧血の改善予防の大切なポイントになります!

非ヘム鉄の吸収を高めるためのおすすめポイント

野菜や穀物に含まれる鉄は、ビタミンCやクエン酸、リンゴ酸などの有機酸と一緒に摂ること

吸収率が高まるので、

◎食事の時にレモンや黒酢、りんご酢などを加えた酸味のある飲み物を一緒に摂るようにする。

◎酢の物やピクルスなどの酸味のある副菜を常備する。

二つを食習慣の中に摂り入れるのがおすすめです。

私は、夕食時にはグレープフルーツジュースと炭酸水を1:3くらいの割合で作った

グレープフルーツソーダが好きなので、ノンアル気分で飲んでいます。鉄の吸収にもよいですし、

程よい酸味があることで胃酸の分泌も高まるので、消化力も高まるのでお勧めです。

一方でコーヒー、緑茶、紅茶などのタンニンが含まれている飲み物は、鉄の吸収を妨げてしまいます。

食後すぐの飲み物はタンニンの少ないものにして、食間や間食のお供に楽しむ方がよさそうです。

 タンニンの含有量100g中
コーヒー250mg
紅茶100㎎
煎茶70㎎
ほうじ茶40㎎
ウーロン茶30㎎
文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

うまく酸味のものを普段の食事に摂り入れて、鉄の吸収力を高めていきましょう🍀

                                     

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