蒸し暑くなってくると冷たくて甘い飲み物、美味しいですよね。
普段、何となく摂っている甘い飲み物やお菓子、1日にどのくらいの量であれば
健康を害さない量なのかな?と思ったことはありませんか?
厚生労働省と農林水産省が提唱している食事バランスガイドでは、間食としてのお菓子類は
1日に200キロカロリー以下にすることを勧めています。
エネルギー(カロリー)だと200キロカロリー以下が提唱されていますが、
WHOでは、虫歯や肥満、2型糖尿病にならないために砂糖などの遊離糖類*の量としては、
多くても摂取エネルギーの10%未満、できれば5%未満にすることを提唱しています。
身長と体重により摂取エネルギーが異なりますが、1日に2000キロカロリーの
摂取量とすると多くても50g以下、できれば25g以下です。
*遊離糖類とは・・・
食品や飲み物に添加された糖で、単糖類(ブドウ糖又は果糖類等)及び二糖類(ショ糖)並びに
はちみつ、シロップ、果汁及び濃縮果汁に天然に存在する糖類のこと
お菓子類は、色々な食材が含まれるので、食品についている栄養成分値をみても
遊離糖類の量だけを知ることは難しいのですが、甘い飲み物の多くは炭水化物量=遊離糖類の量
になるので、栄養成分表示を見れば遊離糖類の量がわかります。
甘い飲み物はあまり糖類をたくさん摂ったようには感じにくいのですが
こうしてみてみるとかなりの糖類が含まれていますよね。。
美味しく、よい気分転換にもなるので、食の楽しみとして摂ってよいものだと思いますが、
毎日のように飲んだり、お菓子もたくさん食べて、ジュースを飲んで・・・としてしまうと
健康を害してしまう恐れがあるので、ジュースを飲む日のおやつは果物や焼き芋、ナッツなどの
遊離糖類が含まれないものにして、楽しみと健康、バランスをとりながら食生活を
楽しんでいきましょう🍀
【参考文献】